Microsoft Flight Simulator

アクロ部練習の流れ

※アクロ部航空祭の内容に沿っての説明となります。
普段の練習では省略される点や演目等もあります。
必須、または変更されることのない重要な部分については赤文字、または太文字等で強調されております。
 
必ず守らなければならないということはありませんし、出来なかった、失敗したからと言ってTwitter等で謝罪する必要もありません。
「楽しく飛ぶ」事が最も大切です。
その中で「こうした方がより楽しいし、成功したら良いよね」的な内容となっております。
編隊飛行に参加して間もない方や初めての方に「こういう内容で飛んでいるんだよ」という内容です。
ベテランの方でもつい忘れてしまっている内容やなんとなくで飛んでいる部分もあるかもしれません。
全部を一度に覚えなきゃいけないなんてことはありません。
少しずつ覚えていけば得意な演目が出てきます。
 
 
 
 
【フライト準備】
 
スモークの設定
「Downloads」ページにある「Spiticeさん作成のスモークMOD」を必ず導入してください。
その上でお使いのデバイスで以下の画像の通りにコントローラ設定を行い、任意にスモークのON、OFFが出来るようにしてください。
 
※このスモークの設定に関しては皆さまに守って頂きたい唯一の必須項目となります。スモークはデフォルトでオンになっていますのでご注意ください。
 

演目途中以外ではスモークをONにしないようにお願いします。
コックピット画面でのON、OFFの確認はこの部分でできます。
緑色のランプが付いていた場合はスモークONです。
 

 
 
 
 
【機番の確認】
 
下図を参考に、自分の位置が何番機なのかを確認しましょう。
 

 
 
 

【整列】
 
フライト終了から次回のフライトへの移行を例に説明します
KE64さん作成の画像をご確認ください。
 

 
基本的に一度エプロンでポジション毎に整列し、滑走路に向かいます。
 
タキシングについては以下の画像を参考にしてください。
航空祭イベントなどの時には離陸前の整列~着陸後の整列までが演目ですので、普段から練習しておくとよいと思います。
 

 
 
 

【離陸】
 

 
滑走路上では演目時の飛行隊形で並びます。
リーダー機が機体下部のスポイラーを閉じる(上げる)とスタートの合図です。
 
 
 

【ダーティターン】
 
離陸後、フラップ&ギアがそのままの場合はダーティターンを行います。
滑走路に対してスモークONで進入し、その後ギア格納、フラップ上げを行います。
この後はボントンロール・ワイドトゥデルタループのセットまでは、ループ、バレルロールになることが多いように思われます(演目の順は練習中のリーダーによって変わる事が多いです)
 
 
 

【ループ】
 
スモークオンで滑走路に対して0°での進入をした場合はループです。
滑走路手前からスモークONとなります。
3連続ループの時もあります。
 
 
 
 
【バレルロール】
 

 
スモークオンで滑走路に対して45°での進入をした場合はバレルロールになります。
上昇後のひねり始めでのスロットルワークが重要です。
 
 
 
 
【ボントンロール】
 

 
前の演目終了後、隊長機が加速、上昇しエルロンロールを打つとボントン・ワイドトゥデルタループの合図です。
 
現時点ではボントン時は各機間は4~5機分、WtDL時は5~6機分空けるとされています。
 
滑走路に対し45°の角度でスモークを出しながら進入、隊長機がスモークをOFFにしたと同時に自機もスモークOFF、合わせて隊長機のスモークOFFから2拍程度後のタイミングでエルロンロールを打ちます。
 
 
 
 
【ワイドトゥデルタループ(WtDL)】
 
ボントンからの機間を開けた状態&スモークオンで滑走路に対し90°の角度で進入します。
スモークをオンにして滑走路進入、広がった状態でループを行い、機間を詰めていきループ終了までに通常時の編隊間隔にもどします。
中心への接近速度を一定にする事が重要です
 
ボントン、WtDL時にはかなり幅広の隊形になります。
密接時よりも機間が広い時の方が隊形を維持するのが難しいです。
練習しがいのある演目と思います。
 
 
 

【上向き空中開花】
 

 
滑走路に対し90°で進入し、かつ隊長機スモークがONの場合は「上向き空中開花」です。
下図を参考に各方向に散開します。
散開後約10秒程度でスモークOFF、
散開後15秒でスプリットSで滑走路方向に戻ります。
スプリットSでの降下終盤頃にスモークをON、
そのまま滑走路上で全機が交差し終了となります。
 
散開系の演目後のリジョインですが、シムレートを上げて合流しようとするとスモークが乱れる事があります。
リジョインも演目の内ですし、試行錯誤して早く合流できるようになるのも楽しみの一つです。
 
 
 
 
【360°ターン】
 
滑走路に対し0°で進入、滑走路上空でスモークONの場合は360°ターンとなります。
 
 
 

【バーティカルキューピッド】
 

 
前の演目が終わった後、巡航時に隊長機が速度を上げ、スポイラーを開閉するとバーティカルキューピッドの合図です。
 
速やかにトレイル隊形に移行します。
偶数機は左、奇数機は右となります。

偶数機は2番機をリーダー、奇数機は隊長機に付いていきます。
滑走路に90°で進入し、下図のようにピッチ90°でスモークON、
交差のタイミングでスモークOFF
 
 
 

【下向き空中開花】
 

 
この演目とローリングコンバットピッチ(コンバットピッチ)はセットで行い、その後着陸となります。
 
巡航時に隊長機が機体を左右に振ると下向き空中開花の合図です。
スモークOFFで滑走路に対して90°で進入
上昇から下降に移る際にスモークON
各機番に応じた方向に散開します。
 
 
 

【ローリングコンバットピッチorコンバットピッチ】
 

 
下向き空中開花終了後に隊長機が右or左に尾翼を振ります。
振った方向にエシュロン隊形で飛行します。
基本的に機番順に並んでください
滑走路が近づいてきている(演目まで時間がない)場合は空いている部分を埋めるようにしてください。
 
ローリングコンバットピッチは「左エシュロン」で行います。
滑走路に対して0°進入し、徐々に高度を上げます。
右にバンクを取り始めますが、水平に横並びになるようにしてください。
右隣の機がピッチアウトし、自機の下を通過したタイミングでピッチアウトしてください。
 
コンバットピッチの場合は前機の3秒後にピッチアウトしてください。
 
 
 
 
【減速~着陸】
 
180°旋回後にスモークOFFし同時にパワーOFF
ダウンウインドで隊長機がスモークONした時点でスピードブレーキON
隊長機スモークOFFでギア、フラップダウンし着陸態勢に入ります。
 
 
 
 
 【エプロンで整列】
 
序盤で説明した内容に沿ってタキシングし、エプロンに整列してください。
練習の流れは以上です。